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2018年3月吉日 全国聴覚障害者親の会連合会事務局からのご挨拶

拝啓

 

平素は全国聴覚障害者親の会連合会の活動にご理解・協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 全国聴覚障害者親の会連合会は、先の平成29年6月の総会において、50年に亘る活動を平成29年度末日(平成30年3月末日)を以って発展的解散するという決議をしました。

 

 1971年、聴覚障害者の福祉と社会保障の実現をめざし、また会員相互の情報交換の場として、北は北海道から南は九州まで全国60有余の単位会が連携して国や地方行政に働き掛け、制度の見直しや新制度の制定に取り組んで参りました。

 

 設立当初は「聴覚障害児の早期発見・早期教育」を目標に掲げ、文部省に陳情したり、欠格条項の撤廃について厚生省に請願をしたり致しました。その後、子ども達である聴覚障害者自身が結束し、親の会はそれを支援する立場になって参りました。

 

 一方、各地区で活動の中心にみえた方々の高齢化が進み、引退・後継者不在により運営が困難となり、存続できない会が多くなって参りました。とは云え、聴覚障害児の就学や就労など聴覚障害者を取巻く課題はまだまだ多く、支援者としての活動は続けなくてはなりません。

 

 全国聴覚障害者親の会連合会は発展的解消致しますが、今後の活動を各地方の親の会に委ねることとし、各地区、各単位会は、それぞれの地方行政や地域の聴覚障害者団体・聾学校との連携をさらに強化していかなければなりません。

 

 こうした状況下の中、全国聴覚障害者親の会連合会は、地方に活動の場を移し、平成30年3月末日をもって閉会といたします。

 

 永い間お付き合いいただいた各団体の皆さま、全国特別支援教育推進連盟の諸団体の皆さま、独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所の皆さま、ご支援いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

 

皆さま方の今後の益々のご活躍、ご発展をお祈り申し上げます。

                                                  敬白

 

平成30年3月吉日

 

全国聴覚障害者親の会連合会 理事 事務局長 安田喜一